幸せ子なし夫婦の日常生活

「結婚したら子どもを作り、家族が増えて幸せに暮らす」

それが世間一般では「普通」であり、多くの人々が理想とする人生だ。

しかし私たち夫婦は、結婚して5年経つにも関わらず、子供がいない。

不妊症だとか、身体的理由があるわけではない。単純に欲しいと思えないのである。

自分たちだけの人生を幸せに生きたい。そんな自己中心的な夫婦の日常について少し語っていこうと思う。

〜平日〜

夫は正社員、妻はパートの仕事にそれぞれ出社する。

妻は昼過ぎに帰宅し、日々の家事と昼寝、趣味の動画鑑賞をして夫を待つ。

夫は夜に帰宅し、妻の手作りの夕食を食べ、談笑し、ゆっくりと一日を終える。

夫婦で遊べる週末を心待ちにしながら、そんな平日を繰り返す。

〜土曜〜

私たち夫婦にとって、土曜日が一番の楽しみだ。

夫の車で遠出したり、共通の趣味である温泉、カラオケ、バーベキュー、外食など、行きたいところ、やりたいこと、食べたいものを全力で楽しむ。

愛する人と楽しい思い出を作る、最高の土曜日。このためだけに生きている!

〜日曜日〜

日曜日は一週間分の食料などの買い出し、掃除、一週間分の弁当作りなど、月曜からの平日を楽に生きるための日に割り当てている。

日曜日に少し頑張るだけで、平日をとてもゆったりと過ごすことができる。

 

このような日々を私たちは繰り返している。

子どもがいればまた、違った幸せがあるのだろう。

しかし私たちは、ゆとりある日常を手放したくないため、子どもを考えられない。

日本のためによくないこと、老後が大変なこと。

子どもがいないことによって生じるデメリットはたくさんあるだろう。

しかし、欲しくないのに子どもを作ってもしょうがない。

気持ちの問題だ。どうしようもない。

それでも私たちは幸せなのである。(今は、ね。)

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